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懐古は学習に非ず。 [ツブヤキ]

前の記事に関してですが。
野菜類の仕込みをするとき、手袋が必須なのです。
まさか占いでそんな結果が出るとは…また通りかかったら是非その占いを教えてください、まさひろさんv
毎日届いた野菜を洗って、使う分予想して切って、バットに整えて冷蔵庫にしまっておくんですね。
衛生面とか新鮮さを考えると、手袋着用・当日仕込みは当然で。
その手順はスローフード店目指してる(っていうか心がけてる?)緑モスとしてはあたりまえのことで。
(ちなみに手に怪我があるときも着用です。絆創膏しての直接作業は不可。)

でも正直手荒れが酷い。
人生でここまで手荒れしたことねーってくらい、去年から今年にかけては荒れてる。
や、ズタズタってことはないですよ?
今までどれだけそーゆー仕事をしたことがなかったかってことだと思うの。
剃刀負けはあっても、手袋長時間着用で皮膚呼吸ができなかったりとか、水が手袋の中に入っちゃって中のパウダーが水吸ったにもかかわらず拭かずにおいたからって荒れ模様はなかった。
初めてアカギレ起こした。
親指だから、触るもの触るもの痛かったりしてた(←今は多少塞がったけど)。

私、「手」って好きなんです。
背中や顔やなんかと同じで、そのひとを表すもののひとつだと思う。
『ピアノ経験者は指が長い』って一般論(?)然り。
誰かの手を見るのは好きです。触ってるのも好きさ。

でも私の手は例外で、正直なところ嫌い。
ちいさくて、広がらなくて、ふにふにしてて不器用で。
…そんなこと言ったら、自分の体のパーツで気に入ってる部分なんぞないぞって話にもなってしまうのですが。

手は“特別直視したくないもの”に分類されます。
『この手でつかめるものなんて何もない』
『この手にのる範囲でしか守れるものはない』
そんな示唆の様に感じてしまうから。

だから自分の手が荒れていっても
「ああ、結構荒れてらぁ」
位にしか感じなくって。
うん、 「そのうち治るよ」 とか 「ちょい気になるけどまぁいっか」 と思ってた。

社員に見つかるまではネ。

「どうしたの、コレ」って触られそうになったから反射的に避けた
そいで驚いた顔が見えちゃったもんだからマズっ(゚Д゚;)て本気で思った。
なんか適当にあしらわなきゃって焦った。
焦ったから 「や、これはその…特になんともないので気になさらないでください」 なんてマイナーどころじゃない変な日本語でしどろもどろに対応した。
ここ、俺 in 墓穴なとこ。テスト出るよ(←そんなわけねぇ)。

「大丈夫?」 「傷になってねぇ?」 「薬とかちゃんと塗ってる?」と社員。

勿論手当てなんてしてませんハハーンっ!
             ↓
「い、いくらずぼらな私でも塗ってます平気ですもぉ治ってきてるしっ!」(大嘘)
本当は荒れたところが全体的に赤くなってたり、ちっちゃい瘡蓋群になってるんですが(´ヘ`;)

嘘のあまり一瞬しか目を合わせられない私(馬鹿正直)。

「…本当にすみません。そこまで荒れさせて。」
社員深ぺこり。 驚く私。
「な、なんでSさん(←社員苗字)が謝るんですか謝らないでくださいっSさんの所為じゃなくて私の所為ですしっ、ほんとだいじょぶで大したことないんですからっ!」



_| ̄|○ ああ墓穴。「はかあな」でなく「ぼけつ」。いや同じだけども。

これ、この後ある程度改善が見られないと手当てしてないか仕事しすぎかのどっちかってことになるじゃないですか。
俺としては前者は嫌なわけですよ対外的に。
だってフツーだったら自分大切にするじゃないですか。
自分に対してどーでもいーって思い始めたら世間一般じゃ危ういじゃいないっすか。
フツー目指してるんですこれでも。

隠蔽(と書いて裏づけと読む)しますよ本気ですよ。

というわけで何年かぶりに薬用ハンドクリームを使いはじめました。
自分作りに必死です。

そういや手を気にしたのなんて、「さいごのこい」以来だと思います。
それを考えると、あの「さいごのこい」は私に多くの経験値をくれたんだろうなと感じつつ。

少し落ち着かなくなるのです。

私の手は、あの日よりも“何かを掴む気”を失ってる。
あの夏の日に彼のとくっつけた手のひらは、もうここにない。

突きつけられて、胸が痛いです。


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