髪を切りましてん。

『――何かあったんですか？』
『あれ？ 気になります？ 気になっちゃいます？（ニヤニヤ）』
『気になんねぇよ！！』

…そんなやりとりが懐かしい髪型にしました。
あのときの某上司の焦りっぷりは見物でしたよ( ≧艸≦)

同じトレイに手を伸ばして指が触れて、同時に引っ込めたこともあった。
…中学生か(笑)。

たまたま２人きりになったＴＤＬのカウントダウン・プレビューナイト。
写真撮った後のミッキーが、あたしをきゅっと抱いて、某上司に向かって『はい邪魔しないでーサヨナラ～』と言わんばかりに手を振ったとき。
あたしは『ミッキー勘違いしてるよ』って笑っちゃったけど、あのひとはきょとんとしていて。
だからミッキーの家から出ながら、「ミッキー、あたしたちのことカップルと勘違いしてましたねｗｗ」って言ったの、実は超わざと。振り返らないでおいたのは、すごい頑張って照れと焦りを隠すのに必死そうな気配だったから。

いつからだろうね。あたしの言葉、聞き流さずに聞いてくれてた。
いつの間にか、あたしの嘘さえ通じなくなっていて。
「店長の俺にトレイ拭かせるなんて、葛さんくらいだ」とかブツブツ言いながらも、お願いしたらやってくれた。
「食べ終わったゴミは放置せず捨てる」とか「野菜も食べる」みたいに、営業に関することじゃなくても。
時々子供みたいに唇尖らせながら。

あたしを傍に居させてくれた。


時々こうして、思い出して泣かなきゃいけない気がする。
勝手に信じられなくなって、自分から離れたあたしが泣くなんて、おかしい話だけど。

そんな幸せなキオクが、あたしの力になって、未来につながってくれるなら、この水分ももったいなくはない気がする。



ちなみに、塾では。

「短くなってるっ」

とか

「失恋したのー？」

とか

「似合ってるね」

とか（↑これは驚いて聞き返してしまった）

「何で切っちゃったんですか…？」

とか

息を呑まれたりしました。

そして、あまりに残念そうなので
「あー、キミは長い方がよかったかぁ」
とあっさり言ってみたら


「いいえっ、髪が短い葛先生も好きですっ！」


ってなんだか力強く言っちゃった同僚のＫちゃん先生に、マジ照れてしまった。５秒くらい頭から“適切な反応一覧”が消失したからね！
破壊力がありすぎるぞあの子。おそろしい(笑)。


明日は試合で早起きなんで、風呂入って寝ます。
きっと明日の朝は髪がはねているのだろう…(-"-;)