なくしたくない存在。

まぁ、夜中に某友人に会ってきたわけですが。

あんなに“お前いい加減気付けよ”モードで接してるんだから、好きな人いるならそっちを構えっての。
携帯でゲームしてる暇なんかないでしょ
あたしをドライブ誘うって何事だ、家帰って寝ろ


そりゃあ、あたしは奴にとっては“友達”のひとりで。
まぁゲーム誘われたっていいわけで。
でもだから 会いたい なんて言えないし。
指輪もあたしがもらうべきじゃないって思った。
…泣きそうなくらい嬉しかったけど。


友達なんだ。

一緒にいると、嬉しくて楽しくて、ドキドキするのに落ち着いて。
あたしの方が年上なのに、向こうの方がよっぽど大人で。
そばでみる世界の鮮やかさに見とれる。


意識してない頃は、どうやって接してたっけね…？


あいたい。
声が聞きたい。
そばにいたい。
でもどうしていいかわかんない。
好きな子とどーなった？なんて聞けない。
用もなくメールできるほど単純じゃない。
気軽に電話できちゃうほど交流があるわけでもない。
なのに向こうは、いきなりメールや電話を寄越してきて。

ばか。
どれだけあたしが踏み込まないように頑張ってると思ってるのさ。

ばかは私も。
単なる“友達”。
応援するって決めたの。
だけどあたしは、自分の気持ちを殺しきれなくて。
こんなじゃ駄目だってわかってるのに、少しでも関わりや繋がりがほしくて、もらえると嬉しくてしょうがないんだ。


――んで。
睡眠の少なさとか、夜フラフラするなとか叱られました
でも今日はほんと、ものすごぉぉく会いたい時に、ジャストなタイミングで電話がきたから、ちょっとでも長く一緒にいたかったんだもん…声も聞いてたかったから寝なかったし
なのでちょい眠い…。


あとねぇ。

すきだって、言えなかった。

この生温い距離感がなくなるのが怖くて、言えなかった。
言えなかったよ…。


駄目人間だなぁ、あたし。